耳サポ　とよかわ　（旧　OHPとよかわ）豊川市の要約筆記ボランティアサークル

こんにちは。春琴です。
今日は勤労福祉会館にて、要約筆記の一日体験講座がありました。
17名の方に受講していただきました。
みなさんお疲れ様でした。

午前中は、岡崎のＨさんの講義を聞き、ＤＶＤ「今、気づいてほしいこと」を視聴しました。
Ｈさんの講義は受講者とコミュニケーションを取りながらの進行でした。
難聴者が使用する目覚まし時計や玄関チャイムなど、初めて見た・知ったという方も多かったと思います。
昼食をはさんで、午後はOHPとよかわメンバーによる講義と実技体験でした。
真剣にOHPのシートやパソコンに向かう受講者の方々の姿が印象的でした。

一日体験講座が終了してから、最後に受講した方に記入していただいたアンケートや感想を拝読しました。
ありがたいことに、ほとんどの方から、講座全体の印象は大変よかったと回答いただけました。
「全員手話ができるわけではなく、要約筆記は必要だと感じた」、「要約をするのがむずかしかった。文字で伝える難しさがわかった」、「難聴者の視点になることが大切、音のない世界と音のある世界の違いを学んだ」という感想もいただきました。
今日の講座で、難聴者理解や要約筆記に必要な大切なことが伝わった気がしてうれしく思います。

アンケートのなかにひとつ、「ききだめは訓練ですか？」という質問がありました。
ご本人に直接回答できるとよかったのですが、無記名アンケートかつ講座終了後に読んだので、この場で回答できると良いかなと思います。
わがサークルのベテラン要約筆記者さん、どうですか？
Ｋさんは、「えー、年齢かな？」と言って笑っていました（笑）
私個人の意見としては、訓練はかなり重要だとは思います。さらにセンスというか要領のよさがあればもっといいとは思います。
ききだめして話の内容を理解しても、それを自分で再構築して書くことになるので、日本語の構造だとか使い方をある程度知った上で、言葉を自由に扱える能力は必要不可欠かなと思います。
あとは…慣れですかね。初はどうしても聞いた言葉をすぐ追いかけてしまうので。

今日の講座で要約筆記に興味を持った方も、他の何かで興味を持った方も、OHPとよかわは、毎月第2・4土曜の13時30分からウィズにて例会を開いていますので、ぜひ見に来てください。
ちょうど来週の土曜27日も13時30分から例会があります。