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耳サポ とよかわ
耳サポ とよかわ
第2週 第4週 土曜日に豊川市社会福祉会館「ウィズ」にて例会を開催しています。

実践活動として、小・中・高校での福祉実践教室、市、社協、民間主催の行事での情報保障(OHC、OHP)、学校行事への参加、父母のためのノートテイクなど行っています。

 手話が分からない難聴者・中途失聴者の手助けとして、書くことで情報を伝えたいと活動しています。

パソコン要約筆記班の活動もおこなっています。パソコンに興味あるという理由だけのボランティア参加も歓迎します!(^^♪
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2009年10月20日

要約筆記者養成講座第4回目

平日初の講習です。

本日は外部講師を招いて

「聴覚障害の基礎知識」~耳のつくりと障害~

と題して、愛知県立豊橋養護学校 山本全実 先生を招いてお話いただきました。


パソコン要約筆記の2人入力班2交代体制の現場も間近で見学できました。
交代の様子や、休憩している班の人が、直接入力でスクリーンに上がった文字を訂正していたりととても参考になりましたicon21



要約筆記者養成講座第4回目


耳の構造を学んだ後、蝸牛内の神経がどのように作用しているか

神経の再生が難しい点

人工内耳の22の電極の特性など

とてもわかりやすく説明をいただきました。

伝音性難聴や感音性難聴の違いなどなど

マイシン系の抗生物質が聴覚障害に関係ある点など、以前医薬業界にいた私としては少々驚きでした。(だって普通に投与されているジャンって)

聴覚障害にいたる病気や原因の種類などの説明も大変わかりやすかったです。

先生の話はくったくなく、わかり易いのですが、少々、障がいをもたれた方には、刺激が強い言い回しもあったようですが、先生がその点に配慮がないわけもなく、「差別はある」「障害によるいじめもある」ことを正面から話されていたので私は共感を呼びました。

帰路の最中にもハプニングはあるし・・・

まぁいろいろありました。








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Posted by 栗田なおかず at 23:09
Comments(6)活動報告
この記事へのコメント
まる子です

毎回の講習が実のあるもので、
栗さんが、私らより一歩も二歩も
前を行くようだわ。頼もしい!

忘れっぽくなっている古参メンバーに
教えてくださいね。

さてさて、帰路のハプニングとは?
興味深深。
Posted by まる子 at 2009年10月20日 23:23
昭和30年代に入り、高価だったこの薬が楽に入手出来るようになったら、高熱が出ると医師が安易に使用した時代がありました。私もその犠牲です。近所の子は聾になりました。そういう副作用の暗黒部分を、長く隠す時代が続き、今は医大でそういうことあった事実を教えています。しかし、年配の開業医の様な場合は、頑なに「結核だったのだ」と言い張って健康診断書に書かれました。それもこの薬を使用する病名を皆、書き連ねる暴挙です。レントゲンで源疾患があったかどうか一目瞭然なのに。他の熟年医師が一笑に賦して、「あなたの言われるのが本当のことです」と、診断書を訂正してくれました。
差別・いじめなども、時として場合として、語られるべきです。白日の下に出して、消毒も必要ですよ。残念な事実ですが…。
Posted by fujiyo at 2009年10月20日 23:37
fujiyoさんコメントありがとうございます。
カナマイシンやテラマイシンなどは明治製菓の薬として豚や牛の育成期に投与がされています。
食の安全に影響はないと思いますが、少し心配になりました。

生まれもって外耳のない子どもが生まれてきて、別の皮膚を移植することで耳が作られることは、初めて知りました。しかしその耳は成長とともに埋没していくので、思春期にもう一度、手術をして耳を作るか、いじめられて、聾学校に行くかなど・・・のくだりは特に印象深かったです。

人と違うことが差別されるのではなく、個性と認識されるといいのですが、子どもは残酷ですので、幼児期、思春期の体験はトラーマになると思います。明るく受け止める友人通しの関係、社会であってほしいです。
Posted by 栗田なおかず栗田なおかず at 2009年10月21日 09:07
まるこさんへ
帰路ハプニングは次回例会でお話します
(^_^.)
Posted by 栗田なおかず栗田なおかず at 2009年10月21日 09:13
受講生が回を経るごとに、聴覚障害への理解を深めていただいているのが、手に取るように分かりますね。
 要約筆記者養成講座は、要約筆記者を養成するのが目的ではありますが、実際に活動となると、難しいと言われる方も多いのです。でも私はまず話を聞き、自分の知らなかった世界を覗いてもらったと言うことだけでも、評価したいです。
 聴覚障害者というのは、外の世界に疎い、井の中の蛙であり、自分の障害のことも良く知らない人も多いです。聴覚障害者も、こういう話を聞く機会があれば良いのに と思いますよ。自身も、人様の話を聴く度に「目から鱗」ですもん。
Posted by imo-imo at 2009年10月21日 09:31
私は以前、骨伝導イヤホンを親戚のおばあさんにプレゼントしたことがあるのですが、受け取るときは喜んでいただきましたが、実際には使われていないことをあとで知って、残念がっていたのですが、この日の講義を聴いて、理由がなんとなくわかりました。

imoちゃんへ
障がいをもった方も多く受講されていましたよ。
豊川にもひきこもっている、聴覚障害の方がもしいれば、積極的に会に来ていただきたいですね。
Posted by 栗田なおかず栗田なおかず at 2009年10月21日 13:18
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